大悲庵のブログ

高野山真言宗大師教会

仏教の勉強

最近は葬儀社様の職員さんでも若い女性が霊柩車の運転をしたり、と活躍なさっておられます。納骨堂や霊園様でも女性が多くいらっしゃいます。尼僧が珍しいからでしょうか、若い女性職員さんに話しかけられることが多々あります。みなさん熱心で「もっと仏教を勉強するにはどうすればいいですか」「教理を勉強するにはどうしたらよいですか」などなど質問されます。「教理」という言葉がでてくるあたり、あぁ勉強なさっているんだな、と思います。可能であれば、まずは仏教系の大学や大学院で勉強するのが一番わかりやすく楽しい、と思います。(今は大学も編入やオンライン有)
質問された女性に共通しているのは「仏様のそばで仕事がしたかった」ということ。もっと踏み込むと僧侶になりたい、となるのかもしれません。

とはいえ、どんな分野もそうですが勉強に終わりはありませんよね。自分が幼い頃、父が「〇〇(当方の俗名)、死ぬまで勉強だぞ」と言っておりました。父がよく本を読んでいた姿を思い出します。講習会や伝授など勉強を続けてゆくと「あぁ、こういうことだったのか」と楽しくもあり、お稽古不足でなかなか上手くならない悉曇に苦しくもあり。