大悲庵のブログ

高野山真言宗大師教会

仏器磨きをすると・・綺麗なしきみを選ぶでしょ

色が変わってきていてずっと気になっていた仏器磨きをしました。ここ2か月ほどは高野山駐在や静岡西山寺の出仕、伝授などであまり自坊にいることがなかったので、やっとです。やはり気持ちもスッキリしますし、何よりも仏様に喜んで頂けると思うと嬉しいです。高野山大学の理趣法伝授の授業で大阿様(先生)が「(行法の時)綺麗なしきみを選ぶでしょ」と仰ったことが思い出されます。そこに仏様を思う気持ちがあることが大事なんだな、と思います。
兄弟子さんはその昔、法務が停滞するとあえて仏器磨きをしておられました。意識してみると仏器磨きの後は、本当に良い流れになるんですよね。不思議です。

左が磨き後、右が磨き前

綺麗になりました

慈雲流悉曇講習令和8年度第3会

f:id:daihian:20260828114141j:image慈雲流悉曇講習令和8年度の第三会でした。本年度が始まってから初めて一日じっくり出席出来ました。駐在や他の一流伝授が重なってしまっておりましたので。やっぱり一日落ち着いて没頭できるのはよいですね。十八章草紙も第十四章に入りました。
添削指導を仰ぎに書いてお持ちしますと、「慣れてきたからこそ基本を大切にするよう」先生が仰られ、耳が痛く反省しきり。「慣れでシャッシャッシャッと書いてしまうからねー」と・・
会場の六孫王神社の池にアオサギ?が。近づいても全く逃げません。
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淳祐さまにお参り-石山寺

f:id:daihian:20260828111701j:image西国三十三観音13番札所石山寺に十数年ぶりに訪れ、淳祐さまの供養塔前にて手を合わせました。高野山駐在布教法話の定番は観賢僧正と弟子の淳祐さまの諡号宣下にまつわる今昔物語のお話をいたします。自分が初めてこのお話を拝聴した時には感激したものです。淳祐さまのWikipediaには『延喜21年(921年)11月、師・観賢が醍醐天皇の勅命により高野山奥の院御廟を訪れたとき、共に御廟内に入り弘法大師(空海)の膝に触れたといわれる。その際、妙香の薫りが手に移り、一生消えることがなかった。またそれにより、淳祐が書写した経典にも同様の薫りが移った。これを「薫の聖教(におい(かおり)のしょうぎょう)」という。』と書かれております。f:id:daihian:20260828111522j:image

北尾先生 川崎大師夏期講座

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 朝7時開始の川崎大師夏期講座に、早起きして高速道路を飛ばして行きました。本日の講師は北尾隆心先生。こんなに朝早い講座ですが、50名以上の聴講の方がいたのではないでしょうか。6月の北尾先生の阿字観講座がとてもとても勉強になったので、今回もまいりました。
 演題は『南無大日如来』。大日如来様のお名前の由来から、特徴。金胎2尊の違い、仏画と仏像の大日如来尊像の違い、両部思想から両部不二思想へ流れが進む中で、仏像に変化があったこと。様々な細かい情報とプロジェクター画像を示しながら進めてくださいます。そして終盤は、自身の中に大日如来を観ずる阿字観、阿字観の中でもその根幹といえる「阿息観」についてのお話。最後は全員で「あーあーあー」と声を出して締めとなりました。
 あっという間の1時間。ホールを出るとなぜか聴講していた方から「梵字のアの書き順を教えてください」と質問されてしまう。なぜ私??と思いつつも、お答え申しました。帰り際、冷たいパックお茶のお接待がありました!楽しかった。がんばって早起きして行ってよかったです。

高野山のまなび

f:id:daihian:20260820171707j:image高野山での駐在でした。行く度にまなびがあります。
滅多にしない、ご葬儀出仕での体験談の法話をしたところ、聞いていた女性が涙を流され「実は・・・」と当方の体験談と符合するご経験をお話くださいました。こういう巡りあわせの不思議ってここではなぜか多いのです。
駐在でご一緒した大先輩の布教師先生からは「出会い、ふれあい、思いやり」を大切にしなさいね、などなどたくさんの布教のヒントをいただきました。かつ「上から(目線)みたいでごめんね」と私なんぞに、そう仰るのです。もっともっと色々と教えていただきたい、と心から思う先生でした。
教学部の役職先生は、たくさん布教駐在者がいる中で当方のことなど覚えてらっしゃらないだろう、と思ってもちゃんと「先日の〇〇ではありがとうございました」と丁寧にご挨拶くださる。しかも背の高い先生が背の低い当方に顔の高さを合わせてお声がけくださる・・ビックリです。物腰が本当にやわらかく丁寧で暖かいのです。存在自体がお優しい。

今回の駐在でもたくさんの宿題を持ち帰りました。高野山での喜びであり感謝です。

2026年8月薬師護摩

静岡西山寺薬師護摩出仕でした。護摩堂で新兵器スポットクーラーのスイッチを入れた途端、護摩堂全体の電源が落ちました!ブレーカーが見当たらず、電気が使えない状況で暗く蒸し暑い中でのお護摩となりました。当たり前と思っていた電気が使えなくなるだけで、こんなにも大変なんだ、と思い知った次第です。f:id:daihian:20260813201949j:image

広島86灯籠流し

教師検定同期の方から広島の自坊で行う灯籠流しの法要にお誘い頂きました。いうまでもなく原爆が投下された日です。とても貴重な経験をさせていただきました。初めて広島8月6日の灯籠流しに触れ、予想より早い速度で遠ざかっていく灯籠をみながら、原爆の際、この川に多くの方が飛び込んだのかと思うと心に迫るものがありました。そんな思いと共に、きっと広島で生まれ育った方にしかわからない空気感というものがあるのだと改めて思いました。f:id:daihian:20260813180332j:image
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